2012年8月10日金曜日

USBメモリからMacbookAir2012にUbuntuをインストールする

前回(http://hamachan-pon.blogspot.jp/2012/07/macbookair2012ubuntu.html)、
USBフラッシュメモリを利用したUbuntuのインストールについて言及したので。

なお、MacbookAir2012でしか確認していないのでWin機や他のMacでも同様に動作するかは不明。
あと、大抵の場合にはCDドライブついてるのでそちらを利用するととても便利。
また、外付けCDドライブでもインストール可能みたいなので持っているならそちらを利用。


この記事は
「CDドライブの付いていないPCに外付けCDドライブを購入することなくUbuntuをインストールする」
ためのものです。
また、作業をUbuntuで行なっているのでMacに無いコマンドがあるかも…。



本題。
簡単な流れは、
1.Macでのセットアップ
2.USBインストールメディアの作成
3.インストール
となってます。


詳しくは以下。


1.Macを起動し、rEFItをインストール
rEFItをインストールすることで、起動時にOSやUSBメモリを選択することが可能になります。
インストールはこのあたり(http://refit.sourceforge.net/)から出来ます。

2.パーティションの分割
Macの上部のメニューから移動→ユーティリティ→HDD(SSD)のパーティションを選択。
Mac側を適当に減らして空き領域を作る。
この際、「Mac,空き領域,空き領域(4GB)」のように、4GB程度(実際にはメモリの2倍だっけ)のスワップ領域を作成することが推奨されてますが、なくても問題なく動くという話もあります。

3.Ubuntuインストールメディアの作成
まず、公式(http://www.ubuntu.com/download/desktop)からUbuntuのisoイメージをダウンロード。64bit対応してるのかよく知らないけど32bit。
ダウンロード先はデスクトップにしておくとわかりやすいかな。

端末を開いて、
cd Desktop
など。カレントディレクトリをダウンロードしたisoイメージのあるディレクトリに移動すればOK。

このディレクトリで、
hdiutil convert -format UDRW -o FILENAME.dwg FILENAME.iso

とする。
FILENAMEはisoイメージの名前。
これでisoイメージを変換する。


ここでUSBメモリを差し込む。端末から、
diskutil list
でUSBメモリのデバイス名を確認。
今回は(/dev/disk1)だった。

確認できたらアンマウント。端末から
diskutil unmountdisk /dev/disk1
とするとアンマウントできる。


手順2で使ったディスクユーティリティからUSBメモリのパーティションを変更。
USBメモリをフォーマットする。(FAT32で)

さっきと同様にアンマウント(されてるかも)


次のコマンドを実行。
dd if=filename.dmg of=/dev/rdisk1 bs=1m
これでUSBに書きこんでます。
確認したデバイスの頭にrが付いていることに注意。
(/dev/disk1→/dev/rdisk1)

書きこみ完了まで十数分かかります。
/dev/disk1に書きこむと気が遠くなるほど長いので注意。


書き込みが終わったらUSBメモリの取り出し。
diskutil eject /dev/disk1



4.Ubuntuのインストール
作成したUSBインストールメディアを挿したまま、コンピュータを再起動。

するとrEFItにより選択画面が出てくるのでUSBメモリ(Ubuntu)を選択。

画面の流れに沿ってキーバインドなどの設定を行う。

Ubuntuのインストール先をパーティション分けした空き領域に入れる。
マウントポイントは「/」です。
同様に4GBの空き領域にはswapを設定。

両方ともフォーマットはext4でよいです。


ブートローダのインストール先を/dev/sdaに設定。

インストールの実行。




以上です。

記憶で書いてるのでなかなか間違いも多いかも。


0 件のコメント:

コメントを投稿