USBフラッシュメモリを利用したUbuntuのインストールについて言及したので。
なお、MacbookAir2012でしか確認していないのでWin機や他のMacでも同様に動作するかは不明。
あと、大抵の場合にはCDドライブついてるのでそちらを利用するととても便利。
また、外付けCDドライブでもインストール可能みたいなので持っているならそちらを利用。
この記事は
「CDドライブの付いていないPCに外付けCDドライブを購入することなくUbuntuをインストールする」
ためのものです。
また、作業をUbuntuで行なっているのでMacに無いコマンドがあるかも…。
本題。
簡単な流れは、
1.Macでのセットアップ
2.USBインストールメディアの作成
3.インストール
となってます。
詳しくは以下。
1.Macを起動し、rEFItをインストール
rEFItをインストールすることで、起動時にOSやUSBメモリを選択することが可能になります。
インストールはこのあたり(http://refit.sourceforge.net/)から出来ます。
2.パーティションの分割
Macの上部のメニューから移動→ユーティリティ→HDD(SSD)のパーティションを選択。
Mac側を適当に減らして空き領域を作る。
この際、「Mac,空き領域,空き領域(4GB)」のように、4GB程度(実際にはメモリの2倍だっけ)のスワップ領域を作成することが推奨されてますが、なくても問題なく動くという話もあります。
3.Ubuntuインストールメディアの作成
まず、公式(http://www.ubuntu.com/download/desktop)からUbuntuのisoイメージをダウンロード。64bit対応してるのかよく知らないけど32bit。
ダウンロード先はデスクトップにしておくとわかりやすいかな。
端末を開いて、
cd Desktop
など。カレントディレクトリをダウンロードしたisoイメージのあるディレクトリに移動すればOK。このディレクトリで、
hdiutil convert -format UDRW -o FILENAME.dwg FILENAME.iso
とする。
FILENAMEはisoイメージの名前。
これでisoイメージを変換する。
ここでUSBメモリを差し込む。端末から、
diskutil list
でUSBメモリのデバイス名を確認。今回は(/dev/disk1)だった。
確認できたらアンマウント。端末から
diskutil unmountdisk /dev/disk1
とするとアンマウントできる。手順2で使ったディスクユーティリティからUSBメモリのパーティションを変更。
USBメモリをフォーマットする。(FAT32で)
さっきと同様にアンマウント(されてるかも)
次のコマンドを実行。
dd if=filename.dmg of=/dev/rdisk1 bs=1m
これでUSBに書きこんでます。確認したデバイスの頭にrが付いていることに注意。
(/dev/disk1→/dev/rdisk1)
書きこみ完了まで十数分かかります。
/dev/disk1に書きこむと気が遠くなるほど長いので注意。
書き込みが終わったらUSBメモリの取り出し。
diskutil eject /dev/disk1
4.Ubuntuのインストール
作成したUSBインストールメディアを挿したまま、コンピュータを再起動。
するとrEFItにより選択画面が出てくるのでUSBメモリ(Ubuntu)を選択。
画面の流れに沿ってキーバインドなどの設定を行う。
Ubuntuのインストール先をパーティション分けした空き領域に入れる。
マウントポイントは「/」です。
同様に4GBの空き領域にはswapを設定。
両方ともフォーマットはext4でよいです。
ブートローダのインストール先を/dev/sdaに設定。
インストールの実行。
以上です。
記憶で書いてるのでなかなか間違いも多いかも。
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